岡山県発祥の酒米「雄町」で醸した日本酒が日本全国から集結する「第11回雄町サミット」が、7月30日（火）、東京・九段下のホテルグランドパレスで開催される。

岡山県産が生産量の約9割を占める「雄町」は、1859年（安政6年）に備前国上道郡高島村字雄町（現岡山市中区雄町）の農家が発見した酒造好適米。栽培がむずかしいことから一時は生産量が激減し“幻の米”と呼ばれていたが、酒蔵の根強い要望により再び生産量が回復し、近年では広く全国の酒蔵に愛用されている。

また、酒造りのむずかしさから、かつては大吟醸酒に用いられることが主流であったが、そのふくらみのある味わいを活かした柔らかな純米酒なども増えており（昨年開催の第10回では全国134蔵から207点ものアイテムが出品）、雄町の酒を愛する“オマチスト”と自称するファン層があらわるほどの人気ぶりだ。

同じ原料の日本酒でも各酒蔵の技の違いでどのような変化が見られるのかをとことん味わい尽くすことができる国内最大の「雄町」イベント。この機会に、自分好みの1本を見つけてみてはいかがだろうか。

＜開催概要＞
第11回雄町サミット
開催日：7月30日（火）13:00〜20:30
場所：ホテルグランドパレス（東京都千代田区飯田橋1−1−1）
URL：http://home.oy.zennoh.or.jp/info/2019/06_12/index.html

●第1部 利き酒会
時間：13:00〜15:30
会場：ホテルグランドパレス2階 チェリールーム
料金：1,000円（要事前申込）
※ 酒販店、飲食店、酒造会社限定

●優等賞発表・審査講評
時間：16:00〜17:00
会場：ホテルグランドパレス3階 白樺・鶴
料金：無料

●第2部 懇親会
時間：18:00〜20:30
会場：ホテルグランドパレス2階 ダイヤモンドルーム
料金：前売5,400円、当日6,000円
※ 先着300名。入場券はチケットぴあ（Pｺｰﾄﾞ642-921）にて販売

お問い合わせ先
JA全農おかやま 農産部 農産課
086-234-6876
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