• Top
  • Column
  • 新スタイルのグルメサイト「Winomy」、BYOワイン会を体…

杉本 多恵

日本在住/ライター

ワインや料理、アートや茶道など、幅広いジャンルで編集、執筆。JSA公認ワインエキスパート、SSI公認唎酒師。イタリア好きが高じて、イタリアでホームステイをしながらイタリア家庭料理を学び、料理教室も主宰。スパークリングワインが大好き。

2018.11.19
column

新スタイルのグルメサイト「Winomy」、BYOワイン会を体験レポート うん! 楽しい! 持ち寄りワイン会

みなさまも経験がおありかもしれませんが、飲みたいワインをレストランに持ち込むのって結構面倒なもの。そんなアナタに、お悩みに救世主現る!?

  • facebook
  • twitter
  • line

近年の外食といえば、グルメサイトを利用してのお店選びが当たり前になっている。そして数あるサイトはそれぞれに個性を発揮し、さまざまなライフスタイルをサポートしていることは言うまでもない。そんな環境に、新たなスタイルで登場したグルメサイトが「Winomy (ワイノミ)」だ。お店選びのポイントはワイン。しかも「ワインを持ち込むこと=BYO(Bring Your Own)」を前提に検索できるサイトとして、11月12日にグランドオープンした。

そのオープン前のローンチイベントとして、Winomy主催のBYOワイン会が11月6日に開催された。
会場は東京・山手線御徒町駅3分の凮月堂本店2階、直営のレストランKANAMEで、およそ60名が参加。「BYOスタイルのため、よかったらワイン持ち寄りで」とのご案内だったので、ワインを手にする人しない人がそれぞれが集まり、ワイン会が始まった。

 

阪急百貨店BYO事業部、千賀啓司担当部長

最初に、Winomyの運営会社阪急百貨店BYO事業部、千賀啓司担当部長から、このサイトオープンについての概要やサイトの使い方などの説明があった。
そもそも、このサイトが開発されたきっかけは、阪急百貨店のワイン売場で「高価なワインをいただいたのだけど、どんな風にして飲んだらいいのかしら?」とのお客様の声だった。それから周囲の声を集めてみると、「ワイン会を開催したいが適当なお店が見つからない」「記念のオールドヴィンテージを自分で開けるのが怖い」「ワインの持ち込み料はお店によっていろいろだから比較できるものがあれば」などの悩みを聞くことができた。なかには、「小売価格がわかっているから飲食店で飲むのがばからしい」と、辛辣というべきか本音というべきか、そんな意見もあったという。
そんなきっかけからオープンに至ったこのサイト。実際に自分のスマートフォンを利用して、プレオープンのWinomyを体験させてもらった。

 

使用方法はいたってシンプル。トップ画面から、キーワード、飲食店のカテゴリー、エリア、そして持ち込み料のいずれか、もしくはいくつかを入力。持ち込み料は1本が〜1,500円、1,501〜3,000円、そして3,001円〜の3段階で検索可能。そこで該当する店舗がリストアップされるというもの。
各店舗では持ち込み料がわかるだけでなく、店舗の概要に加え、BYOのディナーやワイン会のプランが設定されている。イベント当日は、Winomyに掲載されているKANAMEのWinomyプランの料理が紹介された。

 

KANAMEの持込料込みのWinomyプラン(7,000円税別/2名以上)は、シャルキュトリー盛り合わせ、季節を食べる野菜のスープ、マグロ頬肉のケイジャンスパイス焼き、北海道十勝アンガス牛とフォアグラのロールキャベツ トリュフデミグラスソース、デザートの全5皿にコーヒーor紅茶。ワイン持ち込みは2名で1本、それ以上は1本につき3,000円。

 

 

今回のワイン会では、プランのシャルキュトリー盛り合わせから、骨付きラムをハムにしたKANAMEスペシャリテ、Lambハムを試食。独特のラムの風味をとてもやさしく感じさせるハムだ。そのほか、今回のワイン会用として牛頰肉のデミグラスソースやハンガリー産鴨胸肉のロースト シェリービネガーソース 柑橘の香りなど、Winomyプランは「お肉」をテーマにした限定コースとなっているだけに、さまざまな肉料理がテーブルに並んだ。

そのテーブルだが、今回は貸切のためビュッフェ形式で、温かい料理と冷たい料理に分けて、2カ所に設置された。会の冒頭にその動線が案内されたため、混乱もなく、粛々とお料理をいただくことができた。余談だが、実際の大規模なワイン会もこのようなオペレーションがされたら、余計な気遣いや心配がなく、落ち着いて楽しめる気がした。

 

さて、ワイン会の体験レポートでありながら、ワインについての話題が最後になってしまったが、冷たい料理が並ぶテーブルに、ワインがスパークリング、白、赤に分類されて並べられた。このワイン会では持ち寄りワインのテーマが設定されていなかったため、さまざまな国、産地、品種、ヴィンテージが揃い、また本数も60本以上もあったので、飲みたいワインを選ぶのがとても楽しかった。
ボトルには誰の持ち寄りワインかが書かれたタグがぶら下げられている。そのタグとワインの銘柄を見比べながらワインを選ぶのもまた楽しい。あえて言うなら、そのタグにワインのひと言コメントがあったら、もっと楽しかったかもしれない。

今回、持ち寄りのなかった人の分は主催者が用意しているが、会社帰り、出先からの参加、もしくはスパークリングなど事前に冷やしておく必要があるものなどは当日の持ち歩きがむずかしい。そんな状況でもWinomyではBYOが可能。サイトには、専用通販サイト「手ぶらでBYO」がリンクされており、手ぶらでBYOでワインを購入すると、当日までにワインを会場となる飲食店へ届けておいてくれる。

ワイン持ち込みにこだわり、ワインにフォーカスしているサイトだけに、デザインはとてもスタイリッシュな印象。そして、ワインファンにはとても魅力的な飲食店ばかりが掲載されていることもまた利用価値を感じる。
Winomyでは、これから掲載の飲食店とのコラボレーションイベントを企画している。ワイナートとのコラボ企画も来年2019年1月に開催予定(詳細は後日、Winomyイベント紹介ページにて掲載)。気軽にそんなイベントに参加しつつ、ワイン会の達人になってみるのもいい、そんな風に思わせるWinomyローンチイベントのワイン会だった。

RELATED