The New York Times、Forbes推薦!世界初オレンジワイン本、日本版発売
すでにご存知の方も多いかとは思いますが、昨今のワインブームのなかで、自然派ワインにつづいて人気急上昇しているのが「オレンジワイン」です。
スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインに続く、第4のカテゴリーとして世界中で注目され、ガイドブック常連のレストランでもオレンジワインがそのワインリストに採用されたり、オレンジワインを造ってみたいと挑戦するワイン生産者も、世界中に数多く出てきています。
そんなオレンジワインですが、「飲んだことないけど、オレンジワインっておいしいの?」「白いワインもあるみたいだけど、一体何なのか教えて!」というお声もよく耳にします。
ひとことでいえば、「赤ワインを造るように、ブドウの皮と一緒に醸造した白ワイン」。じつは、現在我々がふつうに飲んでいるスパークリング、白、赤のどのカテゴリーよりも、もっとも古い歴史をもつとされるのが「オレンジワイン」なのです!
歴史、造り方、楽しみ方などあらゆる角度からオレンジワインを解説したのが、好評発売中の書籍「オレンジワイン 復活の軌跡を追え!」(小社刊)です。
著者のサイモン・J・ウルフは、オレンジワインに出会ったことをきっかけに、IT業界でのキャリアを捨て、現在のオレンジワインブームを生んだイタリア・フリウリ地方とジョージアという2つの震源地をはじめ、7年にわたり各国を渡り歩いてオレンジワインを飲み尽くしました。
そんなウルフが書き下ろした、オレンジワイン愛に満ちあふれたストーリーは、読み応え満点! フリウリやジョージアなどの産地や、生産者の写真も豊富に掲載、オレンジワインの基礎知識がわかるコラムも満載で、世界21カ国193軒のオレンジワイン生産者のデータ収録しています。
ワインファンには、必携の1冊が、ただいまAmazonにて予約開始中! その中身を少しだけ、お見せしちゃいましょう♪
今回の日本語版発売のため、ウルフは日本のオレンジワインも試飲&取材しました。その様子は「ワイナート」98号でもご紹介していますので、こちらも併せてお読みください!
【著者プロフィール】
サイモン・J・ウルフ
イギリス生まれ。ワインを中心とした、ドリンク全般の評論家。ワインの魅力に取りつかれ、2011年、オンラインワインマガジン『The Morning Clalet(ザ・モーニング・クラレット)』を立ち上げ、執筆を始める。自らのオンラインマガジンでは、有機農法やバイオダイナミクスによるアルティザン系自然派ワインに特化して情報を発信。その他、ワイン雑誌『デキャンター』など専門誌にも寄稿。現在はアムステルダムを拠点に取材・執筆活動を続けている。
【監訳者プロフィール】
葉山考太郎
ワインライター、ワインスクール「アカデミ・デュ・ヴァン」講師、翻訳学校「フェローアカデミー」講師。おもな訳書に『パリスの審判』(日経BP社)、『ブルゴーニュ大全』(白水社)など。著書に『30分で一生使えるワイン術』(ポプラ社)、『今夜使えるワインの小ネタ』(講談社)など。
【書誌情報】
発売:2020年3月16日
仕様:B5判/296ページ
定価:本体価格3,000円+税
発行:美術出版社