
自然派ワインバーのスローな楽しみ方「御酒Vin帖」
家飲みもいいけれど、そろそろリアルに、店主がセレクトしたこだわりの一杯を飲みに出かけたい。ナチュラルワインファンのそんな気分に寄りそう必携のアイテムが登場、その名も「御酒Vin帖(ごしゅヴァンちょう)」。

字面から想像できる通り、ヒントになっているのは寺社参拝の際の御朱印を記録する御朱印帳。こちらは、自然派ワインが飲める飲食店を巡って、その店の印を集めようという趣向だ。かつてメンコや切手、スーパーカーの消しゴムなどを集めた経験をもつ人は多いだろう。すべてがデータ化されて管理できる昨今、蒐集という文化は風前の灯火である。
店を訪れてオリジナルの印を集めるだけのこの「御酒Vin帖」は、そんなデジタルの時代に登場した、アナログでスローな大人の遊びともいえる。仲間と参加して成果や進捗を報告し合うのもいいし、ひとりでページを見返し印の数を数えて悦に入るのもいい。これを機に気になっていた店に行くのもいいだろう。楽しみ方は人それぞれだ。
現在の参加店は、老舗や新店を含む都内48店舗。いずれも自然派ワインを心から愛し、造り手の思いを伝えたいと願う店ばかり。業態やスタイルもさまざまで、足を運べば店ごとに特徴のあるワインと料理、そして雰囲気を楽しみながら、あらためて自然派ワインに向き合うことができる。
<「御酒Vin帖」>
「御酒Vin帖」は参加各店で10月25日(日)まで予約受付中、11月6日(金)より予約店舗にて受け取り、押印開始。
ご予約のない方のご購入は11月6日(金)以降、参加各店へお問い合わせください。
システムの説明や参加店リストはこちら。→ https://goshuvincho.club/
「御酒Vin帖」のベースは燗酒の名店を巡る「御酒燗帖」。合わせて日本酒の名店巡りも楽しんでみては。