東京・多摩地区に初となるクラフトスピリッツの蒸留所「東京八王子蒸溜所」がオープン。スピリッツの開発・製造を開始するとともに、蒸溜所の中に併設されたバーカウンターの営業や、蒸溜所ツアーといった活動もスタート。同時に、ジン本来の味わいが楽しめる2種のクラフトジンをリリースした。

蒸留所オープンとともにリリースされたのは「トーキョーハチオウジン CLASSIC」と「トーキョーハチオウジン ELDER FLOWER」。伝統的なロンドンドライジン本来の味わいを目指す同蒸留所クラフトジンの新商品で、使用ボタニカルを厳選し、原料も近年のジャパニーズクラフトジンで主流の焼酎ではなく、欧州から輸入したニュートラルコーンスピリッツを使用。

CLASSICはジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、シナモン（カシアバーク）、レモンピール（和柑橘）、甘夏ピール（和柑橘）、ビターオレンジピール、カルダモン、クローブ、ジャーマンカモミール、エルダーフラワーといったボタニカルを使用、アルコール分は45％。ELDER FLOWERはジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、シナモン（カシアバーク）、レモンピール（和柑橘）、甘夏ピール（和柑橘）、カルダモン、クローブ、エルダーフラワーで、アルコール分40％。どちらも希望小売価格4,000円（500ml）で、遺伝子組み換えでないグルテンフリーの素材により、誰もが安心して楽しめるジンとなっている。

オープンとなった同蒸溜所にはバーカウンター、イベントやパーティも開催できるスペースが併設。カウンターには収集した国内外のスピリッツが並べられ、バーテンダーが気軽に集まることができる、情報交換やスピリッツについて語り合うラボとしての利用も想定するなど、マーケット全体を活性化する拠点になることを目指すとしている。

なお、蒸溜所ツアーは不定期開催かつ予約制で、見学や試飲の情報は「東京八王子蒸溜所」のSNSを参照としている。

https://hachioji-distillery.jp/