2022.02.04
獺祭の「最高を超える山田錦プロジェクト2021」賞金3,000万円獲得のグランプリは岡山県髙田農産が受賞
獺祭の酒蔵・旭酒造が開催している山田錦の品質コンテスト「最高を超える山田錦プロジェクト2021」の結果発表会が開催され、グランプリ、準グランプリが決定した。
「最高を超える山田錦プロジェクト」は、旭酒造と契約する全国の山田錦農家が、今までの山田錦を超える山田錦に挑戦するためのコンテスト。2019年から始まった3回目の今回は、全国11以上の県から50件以上の旭酒造と契約する個人・企業からのエントリーがあり、審査の結果、岡山県岡山市の生産農家髙田農産がグランプリを受賞。グランプリ米に60俵3000万円という市場価格の約25倍の賞金が贈呈。また、準グランプリは兵庫県加東市のフジタ精米人(せいまいんど)菅野泰彰氏が受賞。60俵1000万円という賞金が贈呈された。
2019年から始まった「最高を超える山田錦プロジェクト」は、整粒歩合や心白率のほか、青未熟や胴割といった不良米の有無などの評価基準に、今回から超高精米という、より高品質な獺祭のための酒造りに適した米であるかが審査の対象に加えられている。