2022.03.03
イタリア・ロンバルディアのフランチャコルタの2021年総売上本数2000万本超え
2021年のフランチャコルタの売上が2000万本を超えたと、フランチャコルタ協会から発表があった。
好調だったのは2021年の4−5月期で、前年同期比でピーク時には200%にも達する成長率を記録。全体的には28.3%増という結果となった。
輸出は安定しており、国別ではスイスが全体の22.2%(2020年比+22.1%、2019年比+28.5%)を占め最も高く、これに続くのが12.4%(2020年比+71.7%、2019年比+8.4%)の米国、そして日本(11.9%)、ドイツ(8.3%)、ベルギー(5.4%)となる。
フランチャコルタ協会会長のシルヴァーノ・ブレシャニーニ氏は「家庭外消費が大幅に減少し、その影響を抑えようとした2020年を経て、2021年は一部の市場では必ずしも安心できなかったものの春以降は良い結果を出せた」とコメント。2022年は、イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda)によるミラノ・ファッション・ウィークを始め、世界的なクラシックカーレースのミッレミリア(1000Miglia)公式スパークリングワインなどのプロモーションを予定。9月の二度の週末(9月10〜11日、17〜18日)にはワイナリーで行うフランチャコルタ・フェスティバル(Festival in Cantina)の開催といったプログラムも予定されている。