ロンドンに本部をもつ酒ソムリエ協会（SSA）が、世界基準の国際酒品評会「ルクセンブルク酒チャレンジ2022」を開催する。

酒チャレンジは、毎年世界各国を対象に開催されている酒の品評会。「酒とローカルを結ぶ」ことを目的とし、現地の酒ソムリエ資格保持者が味と品質を国際的視点で審査する、日本酒を世界に広め新しい市場に進出する機会を創出する品評会となる。

ルクセンブルクで開催される背景は、ヨーロッパ屈指の美食の国であり、国民がアルコール飲料に使う出費額はEU加盟国で首位を保つことなどから、日本酒の新たな市場として注目されているため。ベルギー、ドイツ、フランスに囲まれる地理的な特性から多くの酒ソムリエ資格保持者が集結しやすく、より多くの専門家に酒をアピールできる点も評価された。

審査は、ブラインドテイスティングのみでの品質を審査する第1パート、地域料理とのペアリングに関する審査の第2パート、デザイン審査となる第3パートに分けて行なわれ、各パートについて審査員が基準をもとに採点し、総合的評点からプラチナ賞、金賞、銀賞、銅賞が選出される。

＜ルクセンブルク酒チャレンジ2022＞
日程：10月22日（土）
会場：在ルクセンブルク日本国大使公邸
公式サイト：https://luxembourgsakechallenge.com/