スノーリゾートや温泉地としての知名度が高い、長野県・北信州の野沢温泉村に「野沢温泉蒸留所」が開業した。

地元産の食材やボタニカルを使用した、少量生産のシングルモルトウイスキーとクラフトジンの製造を目的とした蒸留所で、野沢温泉村の中心部にある缶詰工場を改装した施設でスタート。ドイツCARL社やタスマニアKnapp社のスチルポットを導入し、オープニングには同設備で蒸留されたクラフトジンが用意されるが、将来的には年間300樽、約10万本のシングルモルトウイスキーを生産予定としている。

オープニングのクラフトジンは、ジュニパー、シダー、レモンの香りが複雑な後味の蒸留所の代表的なドライジン「NOZAWA GIN」、レモンと地元の山椒の香りが引き立つ、伝統的ロンドン・ドライ・ジンにインスピレーションを受けた「CLASSIC DRY GIN」、野沢温泉の実りの季節を祝う、桜、梅、りんごの木の繊細なフレーバーをもつ「IWAI GIN」の3種。

https://nozawaonsendistillery.jp/