岩手・葛巻町の岩手くずまきワインから、日本古来種の山ぶどうをジャパニーズオークで作った樽で発酵・熟成させたオールジャパンワイン「Kuzumaki Story 1」が登場、販売が開始されたが、販売開始からわずか一週間で完売となった。

ジャパニーズオークの樽は、味や香りを作用する重要な樽が日本の木で作られてないことにもどかしさも感じていた岩手くずまきワインが、国産樽メーカーの有明産業、西野製材所、木材コーディネーターとも連携し誕生した樽。

今回の「Kuzumaki Story 1」は、樽の樹木成分による味や香りの違いを山梨大学ワイン科学研究センター・森林総合研究所と分析、共同研究をしながら発酵・熟成を進めた。結果、至極豊穣なワインが誕生したもの。

“Story”という名付けは、以降もオールジャパンワインの物語を続けていくという想いからで、今後も桜や栗などの材を使った樽でどのような味の違いが生じるか、樽の内面のローストの具合でどのような香りの違いが生じるかをデータ分析しながら長期にわたって、オールジャパンワインの研究を進めるとしている。

＜「Kuzumaki Story1」KUZUMAKI 2020＞
アルコール度数：10.5%　辛口　
原料：岩手県葛巻町産山ぶどう100％
販売本数：限定300本（現在在庫切れ）
価格：5,500円（720ml）
https://kuzumakiwine.co.jp/japanese_wine_barrel/about/