宮城県石巻市雄勝町のMORIUMIUS FARM（モリウミアスファーム）が、ワイン農園を一緒に育む、仲間となる「農園主」募集を開始した。

宮城県石巻市雄勝町は東日本大震災で甚大な被害があった場所で、MORIUMIUS FARMは、同地で地方創生や持続可能な自然再生に官民連携で取り組む一般社団法人。リジェネラティブ農業の実践として2023年4月より土づくりを開始。同年に募集した農園主により、津波被害にあった約1.3万平米の土地にワイン用ブドウ約1,300本を植樹している。

今回の「農園主」募集はそれに次ぐ第2章として行なわれるもので、一口5万円（5年間）。特典としては、
①ぶどう畑の区画にお名前記載・掲示（一名分）
②”OGATSU SHIZUKU TEAM”の活動への参加
③オリジナルワインを毎年1本5年間お届け
④雄勝の美味しい海の幸を堪能する「レストランモリウミアス」招待（年1回・東京）
⑤農園主のギャザリング（ワイン試飲、進捗報告などを行う会）へ参加（年1回・東京）
などを予定。③オリジナルワインは、山形県ブドウを宮城県のアルフィオーレで醸造したワインとなるが、最終年はモリウミアスファームの初出荷ワインを予定。

また、②”OGATSU SHIZUKU TEAM”の活動は、ブドウ栽培からワイン醸造までの一連の作業を体験し、ファーム設立の背景や目的を学ぶ機会とするもの。今年9月の山形でのブドウ収穫に始まり、11月のモリウミアスファームによる土づくり、12月の瓶詰め・ラベル貼り、翌1月には剪定など、モリウミアスファームの一員としての活動となる。
https://moriumiuslearning.com/items/66ca75e59d9d4f3b32ac11d7