2021.08.30
生ごみ生まれのカクテル⁉ 廃棄物リユースでフードロスゼロのカクテル登場
ホテルニューオータニ(東京)が、ホテル館内の食品残渣(生ごみ)由来の有機堆肥で育てた梨を使用した新作カクテル「Re.Pear」を9月1日(水)~11月30日(火)の期間で館内の対象レストランにて販売する。
ホテルニューオータニ(東京)の館内36店舗のレストラン&バーから排出される食品残渣は1日約5トン。そのすべてを館内地下のコンポストプラントで有機堆肥へと変え、契約農家のと連携、栽培を行なうことで循環型リサイクルシステムを構築、生ごみを100%リサイクルしている。
今回の新作カクテル「Re.Pear」では、その有機堆肥で育てられた和梨を1杯につき1/2個使用。カクテルベースには世界で最もSDGsに積極的なオランダ スキーダムのノレッド蒸留所で制作されたケテルワン ウォッカを使用。ニューオータニオリジナルのハーブティと和梨を加え、ブレンダーで攪拌させることで、シャリシャリとした食感とともに和梨の風味が引き立つ口当たりの良い一杯に。
カクテルはホテルニューオータニ(東京)のバー、バーカプリのマネージャーである吉田宏樹氏の手によるもので、世界最大級のバーテンダーコンペティション、ディアジオワールドクラス2019で部門優勝を勝ち取った吉田氏がカクテルを通してSDGsに取り組むサステナブルカクテルシリーズの第3弾としての提供となる。
料金は2,500円(サ別)。提供店舗はバーカプリ、SATSUKIのほかルームサービスでの利用も可能となっている(デリバリー料金として別途500円)。