山梨・丹波山村が、村産のミズナラの木から作った樽を使用した白ワインの第二弾「2021丹波山ワイン 甲州」をリリース。ふるさと納税の返礼品として取り扱いを開始した。

ジャパニーズオークとも呼ばれるミズナラの木は、丹波山村でもかつては木材として利活用されていたが林業従事者の高齢化などにより、手入れが行き届かないまま放置されているものも少なくない。「2021丹波山ワイン 甲州」の熟成に使用された樽は、丹波山村の山から切り出したミズナラの木を、製材と加工は富山県と岐阜県の業者に、樽の組み立ては京都府の会社に依頼して実現したもの。伐採から始める樽づくりは国内にほとんど例がなく、不確定要素が多いことから実現の可能性に疑問もあったが、丹波山村の涼しい気候で育ったミズナラは木目が詰まっていて樽材に適していることが判明。17個の丹波山村産ミズナラ樽が作成、奥野田葡萄酒醸造のワイン熟成に使用された。

丹波山村産ミズナラ樽で熟成されたワインの第一弾シャルドネも、ふるさと納税の返礼品として登場したが、8月のリリース後、わずか6日で予定数に到達。今回登場のふるさと納税の返礼品は、「【初めてのALL YAMANASHI】【第2弾】2021丹波山ワイン甲州」（25,000円）のほか、第一弾のシャルドネと甲州がセットになった「【2本セット】【初めてのALL YAMANASHI】2021丹波山ワイン」（50,000円）を選択することも可能だ。

https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/19443/13880?city-product_original

また、現在、丹波山村が挑戦中の、課題解決型ふるさと納税「ガバメントクラウドファンディング」への寄附の返礼品として選ぶこともできる。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2163