長野・小諸市の、しなの鉄道・JR小諸駅構内に、千曲川ワインバレーを中心とした信州ワインなどが楽しめるカジュアルバー「E’cuve（エキューブ） こもろ」が6月15日（木）にグランドオープンした。

小諸駅は、長野新幹線（現・北陸新幹線）が開通するまで、信越本線のすべての特急列車が停車した東信の基幹駅。現在は新幹線開業やコロナ禍による乗客減少などで、かつての活気は失われつつある。

今回のオープンは、小諸駅周辺の賑わいを取り戻そうという近年の活動の一環として開業したもので、小諸市内で生産されているすべてのワイナリーをはじめ、複数の近隣ワイナリーのワインも提供。千曲川ワインバレーのワインをまとめて味わうことができるため、ワイナリー巡りの時間がない観光客にとって朗報。もちろん、車だから飲めないといった悩みも解決。気軽に地ワインを楽しめるバーとしての登場となる。

店舗は駅のホーム／ロータリー側双方から出入可能な、鉄道乗降客以外も利用できる構造。通り抜け防止カウンターが設置された店内からは電車も眺められ、旅情を感じながらのワインとなる。

＜E’cuve（エキューブ）こもろ＞
住所：長野県小諸市相生町1-1-1 小諸駅構内
電話：050-3706-0115
営業時間：15時～22時（L.O.21時30分）、土日祝は12時～
定休日：水曜日
http://ecuve-k.tems.ne.jp/