2025.06.28

東急が長野との包括連携協定の一環で長野県産ワイン販売促進を強化

東急が、長野県と締結した「未来を見据えた持続的な地域社会の発展を目指す包括連携協定」の一環として、長野県産ワインを東急グループの百貨店やスーパーマーケットの各店舗で販売、およびホテルのレストランで提供する取り組みを開始した。
協定は、東急グループの実質的創業者、五島慶太氏の生誕地が長野であることから、長野に対して多くの事業や社会貢献活動を行なってきたことをきっかけに2025年2月、締結されたもの。ワインにおいては、東急百貨店が塩尻のドメーヌ コーセイでの育成中の樽の中から最良の樽を選び販売する取り組みを2020年にスタート。2024年2月には東急百貨店、東急ストア、東急ホテルズ&リゾーツ3社のソムリエが厳選したオリジナルワイン「信州 片丘メルロ 紫紺 2023」を造り上げ、各施設で販売・提供が行なわれるなどの実績がある。
今後の取り組みは、第2弾となるオリジナルワインを、ながの東急百貨店を加えた4社のソムリエが2月に信州たかやまワイナリーを訪れ選定、今秋販売・提供予定のほか、名古屋東急ホテル内の料飲施設では長野県産の特産品を盛り込んだフェアを展開中。東急ストアが展開する食の専門館プレッセ4店舗では8月下旬に「長野県フェア」を開催開催予定など、店舗での長野県産品の販路拡大および消費拡大を通じ、長野県産品の魅力発信に努めるとしている。