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Winart

日本在住/

2018.02.08
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本坊酒造が自社畑そばに、マルス穂坂ワイナリーを完成

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昨年11月28日、新たなワインツーリズムスポットとしても期待値の高いワイナリーが山梨に誕生した。
県内の石和地区で1960年からワインを製造している本坊酒造マルスワイン。品質の高いブドウを産する韮崎市穂坂町の自社畑に隣接する土地を取得、ここに完成させたのがマルス穂坂ワイナリーである。富士山が一望できる、なんとも素晴らしいロケーションだ!

マルスワインのトップレンジといえば、「シャトーマルス キュベ・プレステージ」。このシリーズに使用されているブドウは、すべて穂坂の自社畑「穂坂日之城農場」で栽培されている。
その圃場の目の前に、白壁のスタイリッシュなビジターセンターと、醸造棟の2棟が建設された。18年の仕込みからワインの生産拠点は穂坂に移り、これまで収穫したブドウを醸造施設のある石和のワイナリーまで運んでいた手間と時間がなくなり、さらなるワインの品質向上が期待される。

醸造棟は、グラヴィティシステムを採用した設計になっているとの説明。体育館のような空間にはステンレスタンクが整然と並ぶ。発酵タンクは2000~1万5000リットルまで、さまざまな5段階の容量で37基を揃っており、さまざまなキュヴェの仕込みに対応できる。用地取得も含め約6億円が投資されただけあって、キャットウォークが張り巡らされ、最新設備が整っている。従来の石和ワイナリーの施設にくらべると、作業効率もだいぶ良さそうだ。

この醸造棟は一般客も見学可能。見学スペースには品種や醸造手順の説明パネルはもちろん、醸造タンクの配置図も用意されている。さらに……。

見学スペースの窓から、美しい富士山が!! ……心憎い。
説明パネルには英語表記も並列されているので、海外からのお客様をご案内するにもいい感じだ。

醸造棟の脇にあるビジターセンターでは、まずは屋上を目指そう。屋上テラスからはブドウ畑はもちろん、甲府盆地、富士山まで見渡せるので、ここを訪れたからにはマストで体験したい。

1階のワインバーでは、泡1種類、赤白各10種類プラスアルファの試飲ができる(200円~)。マルスワインはもともと、扱っている品種も多く、醸造のバリエーションもさまざまなので、興味深い飲み比べができるはず。簡単なおつまみもオーダーできるので、口を休めながらさまざまな種類のワインを試してみたい。

もちろん、ショップでは新商品やワイナリー限定ワインも販売されているので、そちらのチェックもお忘れなく。
暖かい季節になれば、ウッドデッキでグラスを傾けることもできるそう。春の訪れを待って、足をのばしてみませんか?

【情報】
本坊酒造 マルス穂坂ワイナリー
所在地:山梨県韮崎市穂坂町上今井8-1
電話:0551-45-8511
営業時間:3月〜11月 9時~17時 / 12月〜2月 10時~16時

Text : WInart