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2022.11.07
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「ミレジム・アルザス・デジテイスティング®」2023年2月に開催

2012年から2年ごとにアルザスで開催されてきた展示会「ミレジム・アルザス」が、会場をネット上に移し「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」として、2023年2月27日(月)、28日(火)、3月1日(水)の日程で開催されることが決定した。2回めの開催となる「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」とは?

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2021年6月7日から3日間にわたって開催された初回の「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」は、デジタルとリアルを融合する会として、世界を代表する産地のひとつが世界を舞台にして開催した、世界初の規模のオンライン・ワイントレードショー。参加は世界55カ国・約4000人にも及び、事前配布された4本入りワインボックスは1万ケース。開催されたウェビナーやオンライン会議は2000件にのぼったという。

23年の「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」は、21年のイベント終了時のアンケートで、97%の参加者が「また参加したい」と回答したのを受けて開催が決定。主催するアルザスワイン委員会(CIVA=the Conseil Interprofessionnel des Vins d’Alsace)は、隔年開催の「ミレジム・アルザス」よりオンライン開催のほうが、より多くのワイン関係者にアルザス・ワインを体験してもらうことができる、とコメントしている。

23年の「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」で注目は、まずは4つの消費者トレンドを表現した「So Trendy」テイスティングキットの中から4つのワインを試飲するマスタークラスの開催だ。

登壇は、12年フランス最優秀ソムリエ賞・15年フランス最優秀職人賞のロマン・イルティス、スイスの作家でワイン評論家のイヴ・ベック、ZUMAレストラン・グループワイン・ディレクターのジェニ・ワゴナー、そして、エノロジストでエデュケーターでもあるアルザスワインのスペシャリスト、ティエリー・フリッチの4名。時差を考慮してか、ふたつの時間帯(フランス時間で10時または17時)で、ライブでの開催が予定されている。

さらに、より多くのワイン関係者が、ニーズにあったスケジュールを組みやすくするよう、予約と時間帯管理をより簡単にするインタラクティブマップの導入。テイスティングキットも、参加者が希望する生産者のほかに、別の2生産者のサンプルも送られるようになるなど、より多くの機会をより多くの参加者に体験できるよう工夫が凝らされている。

ワインサンプルはライン川の伝統的なフルート型のミニサイズのガラス瓶に入れられた30mlのミニフルート。ワインの専門家にとって理想的なテイスティングサンプルサイズで、21年にデジテイスティングがフランス・ブドウ・ワイン研究所(l’Institut Français de la Vigne et du Vin)とともに開発した、独自のパッケージだ。

■23年開催「ミレジム・アルザス・デジテイスティング」参加方法:
https://www.millesimes-alsace.com に登録(※ワイン業界関係者限定)。

登録情報詳細と参加コードを受け取った後、アルザスワイン委員会が参加資格を審査。
合格後、出展生産者から試飲したいワインをセレクト。
テイスティングボックスを5つ申し込むと、デジテイスティングが自動的にふたつの「ディスカバリーボックス」と「So Trendy」マスタークラスのキットを追加(合計8つのテイスティングボックスと32のサンプル)。
指定したの住所に無料配送され開催を待つ、という手順。

※登録用の日本語マニュアルでは、右上の「参加応募」をクリックいただき、登録内容をご確認ください。

■開催日程:2023年2月27日(月)、28日(火)、3月1日(水)の3日間。

会期中はサイト上に表示されたプログラムに従い、ワイン生産者とともにサンプルのテイスティングを行なったり、ウェビナーやオンラインミーティングに参加することができる。

■申し込み期限:23年1月9日(月)まで。テイスティングボックスはなくなり次第終了。