キリノカの新設ワイナリーにて唎き、語らう主流のピノ・ノワール...
長野県塩尻近郊の冷涼地、小野をピノ・ノワールの栽培最適地と見定め、2023年からワイン造りをスタートさせたキリノカ ヴィンヤーズ&ワイナリー。24年には遅霜という痛烈な自然の洗礼を受けたが、栽培醸造家の沼田実はアイデアを駆使しワイナリー運営継続の道を切り開く。そんなキリノカの現状を知るべく、ワインスクール講師やコンクール審査員として活躍する楠田卓也がワイナリーへ。1年の熟成を経たキリノカの初ヴィンテージ2023を確認しつつ、「諸事情によって」一気に増えた2024ヴィンテージの複数アイテムを試飲、さらには沼田との対談でキリノカワインの明日を予想する。