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2024.01.05
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オレゴン/ワシントン ワイン フェア 2023
レストラン部門(30席以上)第1位は、ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂

米国ノースウェストワイン協会が主催するオレゴン/ワシントン ワイン フェア。2023年は79店舗が参加し、5月20日〜7月30日のオレゴン/ワシントンワイン購入額を競った。見事、レストラン部門(30席以上)第1位に輝いたロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂店の支配人、野本健二にインタビュー!

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――天井が高く洗練された店内は、まるでアメリカ郊外のスタイリッシュなレストランにいるかのような、ゆったりとした空間ですね。

野本 アメリカ、ロサンゼルスのビバリーヒルズにある本店の創業は1938年。プライムリブを開発した創業者が、多くの人々においしさを楽しんでほしい、との想いでスタートした全米初のプライムリブ専門店です。ステンレス製のシルバーカートの中に3時間かけて焼き上げたローストビーフの塊を入れ、お客様のテーブルの脇で当店認定のカーバーがお好みのサイズに切り分けてサーブするのが、85年間変わらぬ伝統のスタイルです。

プライムリブとは、特製スパイスで味付けした骨付きリブを、
長時間かけてじっくり焼き上げた、アメリカンスタイルのローストビーフのこと。

――ワインのラインナップは?

野本 ワインリストに載せているのは、約200種類前後。アイテムはそのときにより変動しますが、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンなどアメリカワインのほか、フランスやイタリアなども扱っています。バイ・ザ・グラスでは、常時10アイテムくらいをご用意しており、ナパだけでなく、オレゴンやワシントン産ワインの魅力も発信できるよう、幅広いラインナップを心がけています。

――オレゴン、ワシントンワインに対して、お客様の反応はいかがですか?

野本 お客様の9割以上がアメリカワインをご注文されますが、やはりアメリカワイン=ナパ・ヴァレーのイメージを強くおもちの方が多い。そんな中、「フランスとカリフォルニアのよいところ取りで、オレゴンはブルゴーニュ的、ワシントンはボルドー的」というたとえを用いながら、それぞれのワインの特徴をご説明すると、興味をもってくださり、実際に飲まれた後の反応もよかったです。

オンリストされているオレゴンとワシントンのワイン。

――プライムリブとの相性はいかがですか?

野本 ステーキとは違い、プライムリブは無駄な脂を落としているので脂っこくなく、さまざまな赤ワインと合わせられる料理です。ソースの味付けも濃すぎないので、最初、シンプルに召し上がっていただくときには、オレゴンのピノ・ノワールとの相性がいい。その後、テーブルに置いてあるロウリーズが独自開発したロウリー・シーズンド・ソルトやオリジナル・ホイップドクリーム・ホースラディッシュなどを付けていただくと、プライムリブの味わいに深みが増し、果実味豊かなワシントンのカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、ジンファンデルともよく合います。さまざまなスタイルのワインとともに、プライムリブをご堪能いただきたいなと思っております。

■お話を伺った方

ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂
支配人 野本健二

■レストラン情報

ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂
住所:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティ AIR 3F
TEL:050-1807-6745
営業時間:月〜金 11:30〜15:00(L.O.14:00)、17:00〜22:00(L.O.21:00)
土・日 月〜金 11:00〜15:00(L.O.14:00)、17:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:年末年始
https://lawrys.jp/pages/akasaka

Text : Etsuko Tsukamoto