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2024.12.10
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究極のペアリングを探求
クリュッグと10人の三つ星シェフ、夢の饗宴

クリュッグのグランド・キュヴェとロゼに合わせて、10人の三つ星シェフが単一食材をテーマにオリジナルレシピをクリエーション。パリで行なわれた特別イベントの模様をお届けする。

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毎年、至高のペアリングを生み出してきた、クリュッグ × 単一食材プログラム。10年目を迎えた今年、これを祝うイベントが行なわれた。それが、9月23日から30日までパリを舞台に繰り広げられた「インサイド・クリュッグズ・キッチン」だ。

パリ市内アンヴァリッド駅跡地に現れたイベント会場に、
スペシャルキッチンが設置された。


エディション違いのグランド・キュヴェとロゼに対して、10人のミシュラン三つ星シェフがオリジナリティあふれるレシピを展開。一般客も参加可能のイベントで、ワインファンのみならず、ガストロノミー愛好者からも大きな注目を集めた。

クリュッグ グランド・キュヴェ 162 エディションは、ジェロボワムで提供。


プレス公開日には、収穫期真っ只中のシャンパーニュから、クリュッグセラーマスターのジュリー・カヴィルが会場に駆けつけた。「シェフの方々は、ひとつの食材からさまざまな特徴を発見し、最高かつ完璧な表現を引き出します。これは、クリュッグのしていることと、じつは同じです。ブドウも単一食材ですが、プロットやテロワールにより個性は大きく異なります。その多様性を得られるよう育て、最終的にアッサンブラージュで、唯一無二の味わいのクリュッグを生み出すのです」。

客席はオープンキッチンを囲むカウンター。
料理が作られる様子を、臨場感たっぷりに楽しめた。


当日、提供された10皿は、どれもシェフの技術とアイデアの光る、個性的な料理揃い。自らもクリュッグラヴァーであり、10年にわたりメゾンのアンバサダーを務める日本料理「かんだ」の神田裕行は、卵をテーマに鮮やかな冷製茶碗蒸しを考案。うま味あふれる出汁の風味と卵の優しいコクが、やや繊細かつ緊張感のある味わいのクリュッグ グランド・キュヴェ 171 エディションと、見事なペアリングを実現していた。

会場には、各シェフのテーマ食材と、食材の香り要素に関する
プレゼンテーションエリアも。


日本から参加した神田裕行が手がけたのは、
枝豆と穂紫蘇、キャビアをあしらった冷製茶碗蒸し。



■Menu
《 Krug Grande Cuvée 171ème Édition 》
Japanese steamed egg flan, edamame & caviar ― Hiroyuki Kanda
California style mushroom, porcini and dashi ― William Bradley

《 Krug Rosé 28ème Édition 》
Heirloom tomato, caraway, lavender, smoked vanilla ― Anne-Sophie Pic
“Txangurro” style rose, spider crab, pomelo and long pepper ― Hélène Darroze

《 Krug Grande Cuvée 169ème Édition Magnum 》
Lodized red pepper ― Jérôme Banctel
Onion, quail egg, smoked spinach cream, almonds, parmesan & crispy chicken skin ― Jan Hartwig

《 Krug Rosé 21ème Édition Magnum 》
Risotto, red beet and gorgonzola sauce “evolution” ― Enrico Bartolini
Red mullet, amandine potato in cuttlefish bolognese with seaweed and saffron ― Guillaume Galliot

《 Krug Grande Cuvée 162ème Édition Jéroboam 》
Mountain potato, elderflower and blackcurrant, king crab and caviar ― Esben Holmboe
Bang Lemon ― Arnaud Lallement

[お問い合わせ先]
MHDモエ ヘネシー ディアジオ株式会社
https://www.krug.com/jp

Text : Eriko Yoshida