2024.06.05
谷宏美
日本在住/フリーランス ライター
ギリシャワイン・オフィシャル・アンバサダーの青山敦子氏を講師に、ソムリエの井黒卓氏をコメンテーターに迎えた西ギリシャのワインを紐解くセミナーに参加。ギリシャの中でもペロポネソス半島の北西部のアハイアとイリア地域に限定し、そのPDO(原産地表示保護)とPGI(地理的表示保護)からワインの特徴を探る趣旨で、じつに情報量の多いセミナーだった。
吉田恵理子
フランス在住/ライター・エッセイスト
1959年のアルゼンチンでのスタートから、カリフォルニア、ブラジル、オーストラリア、中国など、世界中でスパークリングワインの新天地を求め、新たなアイテムを送り出してきたシャンドンに、フランスから生まれた「シャンドン シャン デ シガル」が加わった。発売に合わせ、5月18日にパリのモエ ヘネシー社にて行なわれたテイスティング セミナーとグローバル ローンチ パーティに参加した。
ヨーロッパやアメリカにおいてSAKE=日本酒は、おそらく日本人が思っているよりもずっとポピュラー。日本食ブームも追い風となり、とくに食通が嗜む酒として定着している。もちろんソムリエにとっても、この米を醸す醸造酒は不可避の存在だ。ソムリエコンクールの常連でもあるダヴィッド・ビロー氏が、群馬の永井酒造のSAKEについて語るセミナーが開催された。
岩本順子 Junko Iwamoto
ドイツ在住/ ライター・翻訳家
世界最古のコニャックハウス「オージエ」のウェビナーが開催された。セラーマスター自らが蒸留所や熟成庫、ブレンド室を案内しながら自社のアイテムとその造りを紹介し、テイスティングではシガーとのペアリングも提案。コニャックの魅力とメゾンのユニークネスを伝える興味深い内容であった。